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2020.7.19



ネオワイズ彗星
福島県猪苗代湖





ネオワイズ彗星を見に猪苗代湖岸まで行ってきました。

今回は、彗星の尾も見ることができ、大満足です。

前回、彗星の尾を見たのはいつだったかなぁ。


今回は、エコエトのメンバー2人を連れて3人で行ってきました。

晴れてよかったです。


前回の神栖のネオワイズはこちら

http://www.mossch.com/2020711-neowise-kamisu



[撮影データ]
Nikon Z6 / nikon 24-70mm f/2.8
38mm F2.8 ISO6400 6秒
2020.7.19 20:14



いや、素晴らしかったです。場所も猪苗代湖から磐梯山を望んで、その先に彗星とバッチリでした。


このあと、曲折も交えながら書いていきたいと思います。いろいろありました。



実はこのメンバーで前日に葉山に行っていました。しかし、撃沈。。。この日はリベンジになります。当日の朝のWindyとSCWの予報です。どこに行きましょう?関東なら天気が良さそうです。この段階の候補は、猪苗代湖に加え、都内2か所(都市星景)、横浜大さん橋、南房総の5か所でした。


ただ、関東は予報の更新のたびに晴れたり曇ったりが変わっていましたので、この前後の予報と合わせ、福島の猪苗代湖、ダメそうなら浜通りか茨城北部と踏みました。実際に関東はまだら模様で、見えた人もいましたし、残念ながら見えなかった人もいます。この辺が難しいですね。


さて、北に行くと決めたので、到着が日の入り前として、15時に出発して東北道を走りました。磐越道に入る前に、どちらにも行けるように那須高原SAでいったん休憩です。ここで、17時のWindyの更新を待ちます。そしたら、茨城北部がいい感じ。そんなこともあろうかと、茨城北部も当たりを少しつけていましたが、いまいちぱっとしません。前景がいまいちなのです。これなら、少し曇っても猪苗代のほうが良さそうだったので、猪苗代に決めました。



[撮影データ]
Nikon D750 / nikon 14-24mm f/2.8
24mm F4 ISO400 1秒
2020.7.19 19:40



猪苗代の場所は、決めていました。天神浜というところです。磐梯山が近く、その山上にネオワイズ彗星がきます。

ところがです。この浜、全部キャンプ場でした。そして、縄が張り巡らされていました。町営の大きな駐車場があったので、大丈夫だと思ったのですが、そこからも浜に行けないようにしていました。キャンプ場の受付に行くと閉まっていました。電話すると、営業終わったからもうだめと言われてしまいました。メンバーが粘ったのですが。ここで、なんだかんだで日の入り。きれいそうでしたが浜にはいけないので、見ることはできませんでした。


しかたがないので、磐梯山から遠くなって、ネオワイズもちょっとずれるけど、急いで湖の南東にある舘浜に向かいます。この浜は結構長い浜で、googleマップでは浜沿いの道が行けそうだったのですが、ナビには道がありませんでした。南西側に駐車場があるのは確認していました。来たのは北東側からです。いいところを探しながら行きたいので、北東側の入り口を探ると湖岸道路入口の看板があったので、そっちに進みます。しばらく行くと、カメラが並んでいました。ここだ!と思って車を止めます。なかなか良さそうだったのと、日も落ちているので、ここに決めました。



[撮影データ]
Nikon Z6 / nikon 24-70mm f/2.8
48mm F2.8 ISO6400 13秒
2020.7.19 20:51



青いイオンテイルが真っすぐのび、ダストテイルが広く曲がってのびています。磐梯山の左側にも稜線がのびているので、景色的にもいい感じでした。


写真でも分かるように磐梯山の右麓に明るい光源があって、天神浜ではこの明かりがもろに被っていたでしょう。こっちに転んでラッキーでした。スキー場のライトがあるかもとは思っていましたが、それはありませんでした。この麓の明かりは何ですかね?



[撮影データ]
Nikon Z6 / nikon 24-70mm f/2.8
35mm F2.8 ISO6400 8秒
35枚平均合成 トリミング
2020.7.19 20:25



写真は、固定の広角でしか撮っていないのですが、拡大してみました。35mmレンズで、35枚を平均合成しています。こんな広角でもここまで写るなんて、やっぱりすごい彗星ですね。



[撮影データ]
Nikon D750 / nikon 14-24mm f/2.8
24mm F2.8 ISO6400 8秒
トリミング
2020.7.19 20:39



ここに偶然集まった4組7名で、湖畔から見たり写真を撮ったりしました。ワイワイと楽しかったです。


私は基本的に人がいたら話しかけます。星空を見に行って、他の人と一緒になることがあると思いますが、仲良くなることが1番です。ちょっと距離を置いて、どんな人かな、怒られないかなとか、写真を撮っている人がいると特に、ちょっと警戒してピリピリした空気になりがちなのです。なので、まずは挨拶することをおすすめします。大丈夫です。おそらく同じ星好きに悪い人はいません。仲良くなれば、ちょっとライト落としてね、とか気になることはこっちも向こうも言いやすくなります。何にしても安心して星を見ることができます。見えたことが共有できることも嬉しくなります。望遠鏡を持っている人だったら、見せてくれるかもしれません。ただし、静かに見たり撮ったりしたい人もいると思いますので、そういう方には、挨拶した後はそっとしておいてあげましょう。


今回は、カメラを複数台構えている男性が1人ずつ2名と、彗星を見に来ていた女性の2人組、そして我々3名の7名でした。写った!どこどこ?あの雲の上の方!とかあれだよね?おお!見えてる!とか楽しかったです。カメラ3台並べていた男性は、自宅にミューロンの25cmがあるとのことで、きれいな土星の写真を見せてくれました。赤道儀に乗せて望遠で撮っていたのも液晶で見せてもらいました。眼視できていた女性がスマホで液晶を撮ったり。これも記念ですね。


そして後日、私のツイッターのTLに、見覚えのある3台のカメラ並べてこれから撮るぞって写真が流れてきました。いやー、びっくりしました。私のフォローしている人がいいねしていて、それがTLに流れてきたのです。世の中狭いなぁ。さらに後日、もうひとりの男性のTLにこのみんなで撮ったり見たりしている写真が流れたようで、メンションが来ました。


楽しい夜を過ごさせてもらって、さらにつながるとは。今回の撮影は記憶に残りますね。



[撮影データ]
Nikon D750 / nikon 14-24mm f/2.8
14mm F2.8 ISO6400 8秒
トリミング
2020.7.19 20:20



ホタルも偶然写っていました。もう、ホタルの季節は終わっているでしょうに。だいぶのんびり屋さんですね。



[撮影データ]
Nikon Z6 / nikon 24-70mm f/2.8
35mm F2.8 ISO6400 8秒
19枚ISSのみコンポジット
2020.7.19 21:45



国際宇宙ステーションが通りました。まったくのノーチェックでした。最初に気がついたのは、2人組の女性で、ISSじゃない?と。調べたらISSでした。


彗星にタッチして通り過ぎてますね。



[撮影データ]
Nikon Z750 / nikon 14-24mm f/2.8
24mm F2.8 ISO6400 15秒
55枚スターリンク衛星のみコンポジット
2020.7.19 20:51



次はスターリンク衛星のトレインです。そのままコンポジットするとギラギラで見にくくなってしまうので、衛星を抜き出して重ねています。次に動画を載せていますが、それを見ると通っていくのがよく分かります。


この動画や写真を見た人は、迎撃されているとか、暴走族とか、「ほしのこえ」のトレーサーとかいろいろ考えたみたいでリプいただきました。彗星なので、「トレーサーとティアマト」と新海誠にしておいてください。



タイムラプス動画です。これを見ると集団で通っていくのがよく分かります。 解像度を上げると細かい衛星まで見えます。



[撮影データ]
Nikon D750 / nikon 14-35mm f/3.5-4.5
20mm F3.8 ISO6400 30秒
トリミング
2020.7.19 22:15



ネオワイズ彗星とくまの親子。

星座を忘れていました。ちょっと離れていますが、北斗七星があります。おおぐま座とこぐま座が見えます。誰がなんと言おうと彗星は写っています。もうちょっと、早く撮るんだった。。。



最後にタイムラプス動画です。


とっても大変だったけど、とっても楽しかったです。



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