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2018.3.4



3D星座を作ろう!
はまぎん こども宇宙科学館
宇宙教室





宇宙教室の今年度のトリを努めてきた。
ま、最後が私だっただけだが。


工作は、流山でやった3D星座だ。
こっちは、1時間半の教室で、いろいろとお勉強もする。



まずは、何を話そうかと考えた。
過去に棒を立てる式の3D星座をやっていて、その資料も手に入れるが、しっくりこない。
何せ、そのパワポ、字が多いのだ。

まあ、星座の話はするのだが、他にはどうしよう?
まあ、星の話をするか。色とか大きさとか明るさとか。
3D星座は、地球からの距離の話なので、光の速さの話も良いかも。

工作が30分くらいなので、解説で40分くらい、のこり20分はmitakaかな。
くらいの時間配分。



解説40分もあきるので、途中に実験を入れた。
自由が丘でやった実験だ。

ひとつは、今夏最接近する火星まで光で旅するものだ。
自由が丘のときに相談を受けて火星にしたが、やっぱり火星がほどよい。
5,800万kmで、3分10秒くらい。
惑星ツアーが1/100億スケールで、地球-火星間が5.8m。教室ちょっと足りなそうだけど、まあそんなことはあまり関係ない。

1/100億スケールの太陽と地球と火星とを用意してこのくらいのスケール感だよって示して、火星と地球を教室の前後に離しておく。
で、地球から出発して火星まで3分10秒で歩いてもらうのだ。

3分10秒が重要で、光は1秒で地球7周半するほど速いけど、宇宙スケールではめっちゃ遅いと理解してくれる。
あんまり長すぎるとあきちゃうしね。



もうひとつは、絶対等級と実視等級の違い。
明るさの違う2つのLEDを準備して、離して置き、横から見ると暗い方が明るく見えたり、距離によっては同じくらいに見える。

今回は、スマホをWebカメラ代わりにしてみた。
スマホにWebカメラアプリを入れて、パソコンとWi-FiでローカルLANを構成し、パソコン画面にスマホのカメラの待ち受け映像を映し、それをHDMIでテレビ画面に映した。

もともと、このアプリのパソコン側のソフトもあったのだが、解像度があげられずしょぽかったのだが、このアプリはWebサーバにもなっていて、Web画面からもアクセスでき、このときは解像度を変えられて、720pとハイビジョンまでいけるのだ。
これで、画面いっぱいに表示できた。

無線でコードがなくて、スマホは好きなように動かせるし、なかなかいいぞ。

これ、写真がないのだが、下の写真にちょっと写っている。
三脚に乗ってるのがLEDだ。



そして工作へ。
ここで、想定される問題があった。
工作の準備をはまぎんにお願いしたので、蓋を開けるまで、どんな準備したのか分からないのだ。
初めての工作だし。

なにせ、これがなかなか大変なのだ。
そんなの作った我々が悪いのだが。
自分たちでもやったの分かるのだが、これをキッチリ準備するのは難しい。

精度よく準備するのは大変だろうとは思っていたのだ。
なので、出たとこ勝負であるし、あまり期待しない(言い方悪いので、最悪を想定してとしておこうか)でいた。
そして、まあ、期待は裏切られなかった(笑)
心の準備をしておいてよかった。
ま、想定の範囲内か。

こう書くとはまぎんが悪いようだが、バイトさんが作る塩梅も分からず、これだけ頼まれたら無理かもってレベルだから。
お願いする方もキッチリと教えられてないし。
それでも、機能的に不具合があるわけではなくて、手順が大変になるだけだ。
手順を簡略化するための準備が大変なのだ。
教える手順でなんとかなるレベルなので問題ない。
ようは、心の持ちようだ。
機能不全ではないので、焦ってはいけない。



完成して、オリオン座に見えたかな?



そして、最後にmitakaを入れて、今日の星空から、オリオンまで飛んだり、途中紹介した星や銀河などを旅行した。
銀河の中心に行って。
ブラックホール見たい。
とか要望に答えつつ時間まで。
これで、時間調整もできる。


今回は、ベテルギウスから超新星爆発からのSN1987Aからのカミオカンデの話をしたが、中の写真はいいねぇ。
今回、宇宙線研究所から高解像度の写真をもらったので、見惚れてしまう。
これで、売り切れ続出のジグソーパズル作れるぞっと(オイ

もうひとつ、距離の話から遠くのものを見ることで、昔のことを見てるんだよって話から、Nature発表されたばかりのファーストスターのAbstract持ってきて、天文学者さんは一生懸命遠くのものを昔のものを見ているんだよと時事も。
こっちはどうなるかねぇ。

また来年度も宇宙教室やりますので、ご贔屓に。



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