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2018.3.2



武蔵野プレイス
境南ふれあい広場公園
都市星景





星空の学校 ~École Étoile~(エコエト)で観望会ができる場所を探している。
主たる目的は、メンバーの星空案内人試験の受験だが、最近、自主観望会はしていなかったので、できたらいいなぁと。


受験生がいろいろと探して、交渉してくれている。
ここダメでしょ。というところが意外と出来たりする。
凝り固まった頭では、端から否定してしまう。
いかんいかん、柔軟に行こう。



今回は、武蔵野プレイス前の境南ふれあい広場公園の下見だ。

ここは、星空の学校で実績がある。
以前、星景写真教室を行って、一緒に観望会もしている。

武蔵野プレイスで解説やら合成などし、目の前の境南ふれあい広場公園で実習をした。

もちろん、使用許可を取っている。

このときは、望遠鏡を出して、道行く人にも星空を楽しんでもらった。



[撮影データ]
Nikon D800E / Nikon 18-35mm f/3.5-4.5
18mm F4 ISO400 1.6秒x1045枚
21:11~ 35分
前景はマスク合成

こんな感じ。
ただ、ここは明るい。
駅前の立地なのでしかたないが、南の窓の大きい武蔵野プレイスや駅前ロータリーの外灯、北側の商業施設と結構明るいのだ。2等星は確認できるが、3等星は厳しい。
そして、ちょっと遠い。
エコエトメンバーは区内から神奈川方面に多く分布してるので、ちょっと行きづらい。

場所的には良いんだけどな。
そのうちまた、何かやるかもです。


写真の話もしましょう。
武蔵野プレイスが明る過ぎて、窓など白く飛んでしまっているが、これは仕方がない。
これだけ輝度差があると難しい。
露出を下げると、今度は星が写らない。

やるとすると、露出を変えて別撮りし、あとでその部分を合成するかだ。
今回は、そこまではしなかった。
ただ、やはり明るいので、露出はギリギリだ。

星の写り具合の話をしましょう。
星の写り具合は、露出で決まる。
まず、都市星景の場合、444が基準だ。
444とは、F4 ISO400 4秒のことで、これでまずまず星もきちんと写ってくれる。

また、ISOが高いほど、F値が小さいほど暗い星まで写る。
逆に言うと明るい場所で、明るいからとこれらを下げると暗い星は写らなくなってしまう。

444から前景に露出を合わせるようにずらすのだが、前景が明るい場合で星の写り具合を変えたくない場合は、ISOとF値をそのままに露出時間を短くする。
つまり、この写真のように、F4 ISO400 1.6秒とかにするのだ。
ここで、たとえば、F4 ISO160 4秒にすると露出は合うが星が少なくなってしまう。

今回は、バックが冬の星座なのでまだ良いかもしれないが、北天とか暗い星が背景の場合に、ISOを下げたり、F値を多くくすると星数が減って、星の目立たない写真になってしまうので注意が必要だ。

でも、これ、1.6秒で、シャッター間隔が0.4秒。
つまり、2秒に1枚撮っているので、その分枚数が多くなってしまう。
パソコンに取り込むのも大変だし、コンポジットするのも大変だ。
と、いろいろ頑張らないといけない。

都市星景する人は、露出を変えていろいろ撮ってみてください。



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